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「躁」は「価値を突破してしまった状態」だってA先生が言ってた。忘れないように記す。
例えばお金。お金に「価値」があるからこそ、使い道には頭を使う。なにに使うか、どう貯めるのか、あるいは、どうやって工面するのか……。思い通りにならないから人は悩むわけです。
その「価値」を突破する=「お金に関する悩み」がなくなるということ。結果、
「宵越しのカネは持たねぇ!」
「カネは天下の回りものだぜ!」
って感じで、湯水のごとく使ってしまう。そんなシステムらしい。
では先生、山名からのクエスチョンです。
一部自己啓発やビジネス界隈では
「金持ちになるぜ!」
「おーーーーっ!」
「You can do it!」
「Yes, we can!」
みたいなムーブメントがしばしばみられます。
それって先生の言われる躁状態にも思えますけど、どうなんですか。
したらば先生
「わざとそういう状態を作り出すのは危険だと思います」
だそうです。
よく耳にする「お金のブロック外し」。ブロックを外せばお金持ちになれる的なヤツ。人工的(?)に躁状態を作り出すことで、理性とか価値の限界を突破させて「無敵の人」を作り出す行為、みたいな危うい側面も持ってるのかなと感じました。
もちろん「質素倹約・清貧こそ正義」みたいな思想に留まり続けるのが、いいとは思わない。自分は豊かだというセルフイメージは持っておいた方がいいし、「自分の人生にお金を使う」のも大切だと思うんだ。
ではどうしたら?
お金のブロック外しとかお金持ちマインドとか、そういうのに振り回され過ぎないためにはなにが必要かと考えた。で、思い浮かんだのが
「予算」
だったよね。
「今、自分にいくら使えるのか?」ハッキリさせておくことから全ては始まる気がするの(by綾香)。
これは「いくらまでなら諦めがつくか」って話でもある。
あれ?これは楽しくないぞとか
思ってたのと違うぞとか
なんか微妙な方向へ行っているぞとか
思ったときに、途中棄権して放棄する。棄権して撤退しても「勉強だった」と思える範囲を明確にしておいたほうがいいよね。
そうしないと、かけたお金を回収するまでやめられなかったり、売上を上げるために友だちを強引に勧誘したりして、もっと大きなものを失うことにも、なり得るよね。
今やる気に満ちている人。それは良い。
そして人間はずっとハイではいられない。
大きな躁の後に、反動で大きな落ち込み(≒)鬱がやってきてもおかしくないです。
そんなことを、おばちゃんは伝えたい。
「お金のブロック」を外して大成功した人(しているように見える人)の影に、たくさんのわれに返って身を引いた人・返れなくて取り返しのつかないところまで行っちゃった人がいるかもしれないと、頭の片隅に置いておこう。
「お金のブロック」や「制限」はある意味理性だ。それを全部取っ払うことは不可能だし、危険だよって話でした。
残念ながらコーチングやカウンセリングにも同じことが言えると思う。うぉぉぉ!って煽ったり、一緒に号泣したりして相手の感情的な部分を盛り上げるタイプの人もいるよね。そういうセッションやセミナーに多額を払い過ぎないように「お金の価値」という理性は持っておきたいところです。
ところで「ブロック」って言われると、レゴブロックしか思い浮かばないのは
わたしだけでしょうか。それとも男子の母あるあるでしょうか。