耳のないパンを焼く41の方法。

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啓発言葉によって搾取される構造の断片の話。

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日記

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「成瀬は天下を取りにいく」読了。読後頭に浮かんだのが「こんな終わり方するんだ!素敵!」…という著しくアホっぽい感想ですみません。

自分を、自分の在り方を、主人公や登場人物が、自身で気づき発見していく様は…素敵(語彙量ないな)。今っぽくライトでありながら、ビビットに人間を表現している良い作品だと思います。

本屋大賞に選んでくれた書店店員さんあなた達は尊い。ありがとう。

お弁当
・ジャークチキン
・ゆで卵
・ハンバーグ(冷凍)
・ピーマンのおかか和え
・麦飯

高菜の混ぜ込みご飯にしたくて、また時間配分を間違えてできなかった。

「成瀬は天下を取りにいく」の書籍レビューはこちら

(下にもうひと日記あります)

日記

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「うさんくさい『啓発』の言葉」というタイトルの本を読んでる。

そこに「人財(従業員は財産、みたいなニュアンスをこめた「人材」の当て字)」などの”意識高め系の言葉”は、自己責任の名の下で社員が、会社に搾取される社会の構図を作ってる側面がある、みたいに書いてある。

このご時世、雇用も給料もなんの保障もない。でも、お前はやるよな?やる気あるんだよな?人財として価値ある社員でいるんだろ?財にならない社員はいらないよ?おおん?
と、精神的追い詰めで相手から判断能力と労働力を奪うブラックワード(的に考察をしてる人がいるってことです)。

「啓発の言葉」というだけあって、今日日よく見る自己啓発系コミュニティやマッチョなコンサル界隈でもおんなじことが言えるな、と。*その他の意識高めの啓発の言葉:顔晴る(頑張る)・志事(しごと)・輝業(きぎょう)など

コミュニティの長に”No”と言えない雰囲気。「自分で決めたよね?」「君の志はそんなものか」という元氣志事とかの言葉から出る圧力。

自ら選んでるのはそりゃそうなんだけどさ、“No”も言えない・堂々と去りもできない・去る人を応援できない、そういうコミュニティはよくない。「師匠の言うことは全て正義」日本のそういう東洋的文化も、悪く作用してんだろうな。

先人の「正しさ」を疑い異議を唱え、ひっくり返すことで科学は発展してきた。反論や反対意見を受け入れる懐の広さがないなら、その経営者・先輩・先生はあなたの成長を阻害するだけだ、

という自己啓発系に身を置いている(特に被害者の)方々にお伝えしたいような気もするが該当者は誰もこんなとこ読んどらんだろうな。

Beurre Vérité(ブール ヴェリテ)フィナンシェ プレーンを食べました。通りしな見かけて、つい行列に並んで、並んだからにはと買ってしまったけれど、一個でセブンのドーナツが3つ買えるくらいの価格だった(´・ω・`)。