耳のないパンを焼く41の方法。

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バームクーヘンケーキと優しさのマウント。能動と受動のバランス。

本日の甘やかし

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バームクーヘンをデコってみました。クリスマスケーキの代打です。
本当は中央の空洞に、果物やお菓子を詰めます。上の写真の時点では空です。バームクーヘンの穴はホームパイで塞いでから、生クリームを乗せました。
生クリームは8分立てくらい。

夕食時は小さくなって再登場。

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優しさのマウント、能動と受動のバランス


夫の在宅勤務が始まって、約2年。「そろそろお昼ごはん作るのキツいっす」って夫に言いましたらば「別に頼んでもいないし、やらなくてもいいこと。いちいちそんなこと言わなくてもいい」みたいな風に返ってきました。(わたしにはそんなニュアンスに聞こえた。)

彼は、作ってくれるのが当然とは思ってないし、気にかけること自体しなくていいよって意味で、言ってくれたのです。少し考えれば分かります。そしてその時のわたしは、頼まれてもいないし、やらなくていいことを2年間毎日気にかけてきたんだと感じて、へにゃへにゃっとこころが無脊椎動物化してしまいました。

ということを、友だちに漏らしましたら「美穂ちゃんは夫さんのごはんを気づかって、夫さんは美穂ちゃんの家事負担を気づかって、優しさのマウント取り合っちゃったんだね」と、返ってきました。

優しさのマウント

言い得て妙です。


思いやことば。適切な表現をしないと、真逆に伝わりうる。コミュニケーションの取り方って大事よねと、改めて思ったできごとでした。その後、夫と話をしてクリアになってますのでお気遣いなく?


子どもの成長と気まぐれネコなんかとの関係もあり、主婦としての稼働時間が、長くなってきました(朝→早く、夜→遅く)。家族に振り回されること。それはとても幸福なことだけども、彼らの変化にアダプトするだけでは、わたしという「形」がぐちゃぐちゃになっちゃうっていうか。

パンをむりくりカバンにいれて潰すようなことも、じゃがいも詰め放題だからとビニール袋を引き伸ばすようなことも、したくありません。

今のわたしが、ここちよく収まれるスペースを、もっともっと自分で作っていくことにします。

家族みんなが気持ちよく。そのためには、全員がより自立した存在であるように。山名家はそんなフェーズにいると思います。


自分ががんばることで、風向きを変えてきた今年。来年は、よりリラックスして。

人は永遠に不完全な生き物です。もちろん、わたしもそう。自分は至らない、助けを必要とする小さな存在だと認識して、相手に委ねる・任せる・助けてもらう。そんな謙虚さも、大切ですね。

優しさのマウントは、取ってもらった方がいいこともある。


堂々としていること、そして謙虚であること。ふたつは対極ではないから両立するはずです。能動と受動はバランスよく。ご利用は計画的に。否否。準備の行き届かないところだから、助けがいるわけです。ドンマイわたし。


Merry Christmas & Happy New Year!