耳のないパンを焼く41の方法。

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レビュー・シャドウサイド#14

こそこそレビュー14回。小倉広「もしアドラーが上司だったら」。あんまりうだつの上がらない会社員男性がアドラー心理学に明るい上司「ドラさん」との関わりの中で成長する、サクセスストーリー仕立てのアドラー心理学の本です。アドラー心理学といえば!の「嫌われる勇気」より親しみやすい設定で、非常に読みやすく分かりやすい。「嫌われる勇気」を購入して読まずにわたしによこした配偶者も、1日で読了したもよう。息子も読んでいましたが途中でやめたようです。

わたしの場合、具体的には

・機能価値と存在価値の切り分け

・人間は95%できていて、できていない5%に悩む

・より大きな共同体の利益追求

・信頼と信用の違い

・ネガティブな気持ちは見ても、注目しない…

などなどがすっぽり頭の中に入ってきたです。なーる。

とりわけ「人生が複雑なのではない。あなたが人生を複雑にしているのだ」の一文は、わたしの座右の銘となりました。

NLPの本を立て続けに読んでるのだけど、気づくと頭が「いかにスキルを使って相手を読むか」みたいなのでいっぱいになることがある。でも、きっとそうではなくて。信頼関係の中で、お互いがよりよい方向へ向かえることがNLPなりコーチングなり、人生の一番の目的なわけで。若干ドラさんのキャラが苦手ではあるけど、今のわたしにとって、何度でも立ち返りたい本が「もしアド」だったりします。

前述したけど大変読みやすいので、みんな読んでおいて損はないと思うです。

★★★★

今年もよろしくお願いします。