ぼくドラえもーん、とばかりに押入れ上段を陣取っていたおネコに、2回目の寝床でゲロリズムを機に押入れから移動願ったのは9月のこと。
閉鎖された襖を見上げて立ち尽くす哀愁漂う後ろ姿に申し訳ない気持ちになったものです。
飼ってないと忘れがちなんですが、ネコは夜行性。昼間遊び足りなかったりすると午前0時くらいにシャキーーン!と瞳孔が大きくなって暴れ出すことがあります。一昨日がそうでした。人間は寝るよーと言ってもにゃおにゃお。一晩を通してにゃーこら家中走ってたんですが、翌朝衝撃の話が家族から。
「明け方、おネコが、自分で、押入れ開けて入った」
なぁーにーぃ?シャットダウンされた押入れを切なそうに眺めるしかできなかった非力なおネコKが?ニトリのソファに居場所を見つけたKが?にわかに信じがたい。で、その夜和室で張り込んでみました。電気は消してスマホのライトはオンにして伏せて待機。やがて静寂の中ピタピタと響くおネコKの足音。全然猫足じゃない。一寸の間をおいてカッカッカッ!カッカッカッ!ガサガサガサッ!ザッ!見ました!しかと見ました!シニアにさしかかったおネコK、滞在5ヶ月にしてネコ被りをやめたのでしょうか。思いのほかおてんば大人ガールなのかもしれません。こりゃそのうち開き戸も開けかねん。動き回る元気があればなによりです。
1回目のゲロリズムはこちら。