耳のないパンを焼く41の方法。

40代主婦がより良く生きるためのブログ。アフィリエイト広告を利用しています。

サイゼリヤでおしぼりを大量にもっていく女性に出くわした話。

タイトルの通り。サイゼリヤで紙おしぼりを大量にカバンに入れていく女性に出くわした。60代くらいだろうか。もっと若いのかもしれないけど、なんとなく疲れて見える人だった。

席が近かったので見えてしまったというか、つい気になって見てしまったというか。席を立ってはおしぼりをカバンに忍ばせて(いや、はみ出てるから忍んではないんだけど)帰ってくる。多分ドリンクバー辺りから取ってきてたんだろう。

せやかて、普通に食事はオーダーしてる感じで、ワインも嗜んでいらした。

サイゼリヤで食事はできるが、紙おしぼりは買えない。彼女にはなにがしかの事情があるんだろけど、全く想像がつかない。想像はつかないが、こういう行為は盗難にならないのだろうかとか、人としてどうかとか。そして最終的にはやっぱり、憐れみなのか悲しみなのか形容し難い気持ちになった。この人が歩んできた人生、今の生活、そしてこの先の人生。

人生なにがあるか分からない。もしかしたら15年後の自分の姿かもしれない。そんなふうに感じるところもあったのかも、と思う。

これまでのあたいの人生、なんだったんだろう。この先のあたいの人生、どうなるんだろう。我、ミッドライフクライシスど真ん中。年長者のふるまいから、生き方を、あるいは生かされ方を考えてしまう。

しばしセルフでおしぼりや砂糖が取れるお店からは離れた方がいいかもしれない。そういうものをたくさん持っていく人を見て、あれこれ思いを巡らせて悲しくなりたくないし、そもそも先方にとって大きな迷惑である。いちいち見ないこと、わたし。どんまい。