耳のないパンを焼く41の方法。

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「引き寄せの法則」で幸せになる人、不幸になる人

引き寄せの法則」で幸せになる人と、反対に不幸になってしまう(可能性が結構ある)人の区分ができたような気がするので記す。

結論から言うと、引き寄せの法則で幸せになれるのは「適度な楽観性を持っている人」で、不幸になり得るのは「責任感が強くまじめで、自責の念が強い人」だ。

引き寄せの法則」は、つまるところ「雨ごい」である。

「雨ごいをするから、雨が降る」のではない。雨ごいが有効なのは「雨が降るまでやるのが、雨ごいだから」なんすよ。雨ごいをして、たまたま雨が降れば「雨ごいによって、雨を引き寄せた」ことになり、雨が降らなければ「自分たちの信心とか祈りとか、雨ごいダンスが足りないのだ」と判断する。で、雨が降るまで雨ごいを継続する。そのうち雨が降る。そうして「ほらね、やっぱり信じて雨ごいを続ければ、雨は降る」っていう「雨ごいの法則」みたいのができる。雨ごいは単なる「偶然」であり、雨ごいの効果は「思い込み」なのだ。

引き寄せの法則」も同じである。たまたま願ったことが起これば「引き寄せによって引き寄せた」と捉え、起こらなければ「引き寄せが足りない、もっとやればいつか叶う」と捉えるというお話。

最初に「引き寄せの法則で幸せになれる人は、適度な楽観性を持っている人」と書いた。「一通りやったし、まぁ、いずれなんとかなるでしょう」っていういい意味のいい加減さみたいのがある人。引き寄せをやって、叶えばピュアに喜ぶ。叶わなくても「そのうちなんとかなる」くらいのライトなマインドで、自然といられる人。「好ましくない出来事が、この身に起こることだってあるよね」と知っていて、すでに受け入れている、成熟した人だともいえる。

反対に「引き寄せの法則」で不幸になり得る人は、まじめで責任感と自責の念が強い人だ。引き寄せの法則で願い通りのものを引き寄せられないのは「自分の引き寄せが足りないから」だと自分を責めてしまう。良いことが起こるかどうかは自分次第。裏を返せば、悪いことだって全部自分のせい。悲しいかな愚直であるほど自己責任論で自身を追い詰めていく。まじめに生きてるだけなのに。なんだそれ、めちゃめちゃ切ない。希望はある。より楽観的に成長するポテンシャルは大きい。ドンマイ。

要は「引き寄せという雨ごい踊り自体を楽しめるか否か」にかかっている。「とりあえず雨ごいダンスは終えたし、のどが渇いたからみんなでビールでも飲もうか」「毎年、雨ごいダンス大会があるのって楽しいよね」勢になれれば、すぐに雨は降らなくても「みんなでビールを飲む」とか「年1のイベントを楽しむ」とかっていうポジティブなチャンスを獲得していく。これは「雨が降るまで自己責任論で踊り続ける」人には手に入らないものだ。残念だけど。そういう意味では引き寄せで成功する人は、もともとポジティブ気質な人なのかもしれない。身もふたもないじゃないか。

 

引き寄せとか繰り返しやってるけど、なんか自分のこと好きになれないでここまで来たっていう人とか、引き寄せるまでしゃにむにがんばらねば!自分次第!ぬん!ってなってる人は、「雨ごい」に必死になり過ぎてないかちょっと立ち止まって欲しい。自力で雨は降るのかい?本当に急いで雨は必要かい?雨がなくても、自分を潤わせる力を持っていることを、お忘れではないでしょうかね。

余談だが「あなたにとっての引き寄せとは?」と問われたら、わたしは「すごく雑に言うと『リフレーミング』」って答えます。