耳のないパンを焼く41の方法。

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40代からをよりよく生きるため【主婦が哲学】を学ぶワケ。

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40代どまんなかになった山名です。この先の人生、できれば「ひゃっほう☆」と過ごしたいもの。特に50代が視野に入ってくると、自分自身の人生を今一度歩みたいと願う方も増えてくると思います。とはいえ、どのような自分であればそれが叶うのか?よくわからなかったりもしますよね。

自分とはなにか。本来あるべき姿とかなにか。理想ってなんだ。

ヒントをくれる書籍「史上最強の哲学入門」をご紹介しながら、主婦が哲学を知るメリットと所感を記します。

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忙しい主婦が哲学を知るには「史上最強の哲学入門」がおススメ

毎日家事や育児に追われる主婦が哲学を知るには「史上最強の哲学入門」という本がおススメです。哲学をよく知らない主婦にも非常に分かりやすい内容の書籍で、コレ学生時代に読んでたら社会の成績ちょっとくらい上がってたんじゃない?と思いました。

主婦が哲学を学ぶメリット「自己理解が進む」

ところで忙しい主婦が哲学を知るメリットはなんでしょうか。哲学なんて高尚でハイソな領域のようにも思えるかもしれませんが、そうでもないです。

主婦が哲学を学ぶメリットは

自己理解が進む

ことにあります。

多くの女性が好む手帳を使うワーク、ビジョンボードの作成といった「行動」は大切です。Instagramで「自分らしさ」を検索する、それも行動です。そして、その流れに乗って有名人のオンラインサロン加入まで行動を進めた人もいるでしょう。

で、それらの行動でどのくらいの人が本当の意味で自分のことがわかったの?

って話です。

詳しくは後述しますが、場合によっては実践的メソッドよりも哲学を学ぶほうが「自己理解」が進んだりします。自己だけではなく「他人」や「この世界」への理解も進みます。

なぜ多くの女性は、手帳・ビジョンボードのワークやオンラインサロンでは変われないのか

手帳を使ったワークとかオンラインサロンへの参加とかで、本当の意味での自己理解や自己成長を感じられずに終わる人は少なくないんじゃないかと思います。途中で辞めちゃう人もいるし、一応修了はしたけど元に戻っていく人もいます。

もちろん「そのメソッドが自分に合わなかったから」というケースもあるでしょう。でも、なにをしても中途半端に感じるなら「知識」が足りていない説を視野に入れてください。

「行動すれば変われるはず。だから誰かの手法で自己理解を試みる」、それは水泳ってよくわかんないけど、どこぞの海にとりあえずダイブしてみたら誰かが教えてくれるから確実に泳ぎ切れるだろうとだけ盲信するようなものです。「水泳とは、海とはなんなのか」知ろうとしないままのダイブ・イントゥ・ジ・オーシャン。危険。

「知識と行動のバランス」が取れて、本当の自己理解や成長が進む

とりあえずやってみる精神が大事なのも事実です。そして「知識と行動のバランス」が取れていたほうが、変化のスピードは速いです。

みんなで手帳書いてワークしてお茶会して……。それで楽しくて満足なら全然いいです。ただ、もしあなたが物足りなさや虚しさを多少なりとも感じているなら、行動のボリュームを減らして知識のインプットを増やすタイミングだと思います。

自分の頭の中の世界(VR・認知)をより良い方へ変えるには、知識と行動両方からのアプローチが必要です。知識って疑似体験ですからね。現実社会では体験できない世界に身(脳みそ)を置けるわけで。大事ですよ。

疑似体験の最たるもの読書は、本だけに向かっているように見えて、実はものすごく広い世界にリーチしているのです。

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自己理解は他者理解

現代哲学においては「『自分』とそれ以外の『他者』がいる」というのが真理なんだと思います。そもそも他者がいるから自分というモノを定義できるのです。異なる存在「他者」がいなければ、自分を区別して意味づけることなんてできない。自分を理解しようとすれば、おのずと他者への理解も必要になる。そういうもんだと思います。そのあたりをすっ飛ばして「わたしはわたし」「誰とも比べない」「ありのままでレリゴ!」と内面ばかりを掘り下げようとしても限界はすぐにきます。

他者の排除はただのエゴ

「他者理解」とは、他人と仲良くするといった行動レベルの話ではありません。自分が好むと好まざると「他人っているよね・在るよね」っていう存在レベルの話です。

結局人間はハッキリしないし、残念ながらアホである

残念ながら人間は「確固たるゆるぎない真実」にたどり着くことは(今のところ)できません。それは「史上最強の哲学入門」の「真理の『真理』とは」のパートだけ読んでもらえば分かります。人の思想が「真理」にたどり着く前に、物理や数学の分野で「これ以上はハッキリ分かりません」という域が発見されてしまいました。

当然、ハッキリしない物理や数学を含んでいるわたし達の世界・人間という存在自体がハッキリしないということになります。

そして人間は、希望に満ちたり諦めたり、理想家になったり現実家になったり、規制したがったり自由になりたがったり、矛盾を繰り返す残念な生き物です。

決められないから自由に決めていい

人間は確固たる真実を導き出せません。わたし・あなたという一個人に話を狭めても、やっぱり「真実の自分」に出会うことはできません。

だって、そんなのいないもん。

だからこそ、自分のことは自分で定義していいわけです。自由であっても、ルールを設けてもいい。誰かのメソッドに当てはまらなくてもいい。自分探しから解放されていい。理想の誰かのように生きなくてもいい。

とは言っても世間の目もあるし、金銭的な制限もある。そんなに自由でもいられない。そう思われるでしょうか。それもまた「自由の刑」に処せられつつも「迫害されるために生まれてきた」側面を持つ人間の矛盾だったりします。

受け入れるのが楽しく生きることへの近道。

矛盾するから柔軟に生きられる

上にも書いたように、人間は矛盾を抱えた生き物です。まじめな人は道が定まらないことに不安を覚えるかもしれません。しかし「矛盾」を「柔軟さ」ととらえることはできないでしょうか。

こころがあっちこっち動いていって自然なのです。「自分は〇〇だと決めたのに、できないわたしはダメ」と思う必要がありません。むしろ「自分は絶対こう!」と固執することは、人間の本質的なあり方に抗う不幸な思考・行為だといえます。

哲学は「得ながら手放す」最高の学問、そしてなんだか落ち込む

哲学の知識を得ることは、中年であるわたし達が、40年・50年に渡って少しずつ形成してした思い込みや固定概念を手放すことに他なりません。「このままでいいのだろうか」「あるべき本来のわたしを見つけなくちゃ」といった焦燥感から解き放たれ「まぁ、いっか」精神を最短でゲットできます(所感)。

そして哲学という人間の本質を知れば知るほど、気持ちは「ひゃっほう☆」から離れていきます。いささか冷ややかな気持ちにはなりますが、それもまた人間。ある種の絶望や悲しみは抱えて生きていくものです、多分。それはそれで「まぁ、いっか」と思っておいてください。

「史上最強の哲学入門」、気になったらチェック◎

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