耳のないパンを焼く41の方法。

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「死」の存在を確認する作業(不定期)。

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病院で検査を受けているとき、あるいは結果を待っているとき、わりに最近頭をよぎるのが「早かれ遅かれ死ぬのだ」ということです。
生物たるもの死は避けられないと頭では分かっていても、いざそれに直面したら生きることに
執着するんだろうな。そしてそれは、みっともないこどだと思って、うんざりした気持ちにもなるです。
ぼんやりとでも将来的にやりたいことがある、いずれこうなったらいいなという理想がある方は多いと思います。そしてそれが「いつ」かと問われたら「子どもが大きくなったら・〇〇が落ち着いたら」と思い浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
ところで、ざっくりとでいいんで、何歳でその理想の状態に、たどり着けていたら良いのでしょうか。そして、その年齢になるまであと何年ありますか。
例えば、44歳のわたしに「子育てが終わったら、海辺にカフェを持つ」ってベタベタな夢があるとして。子育ての終わりが暫定「子ども二十歳」だとしたら理想形まで、後6年です。6年経ったら突然海辺にマイ・カフェが現れるわけではないので、どのタイミングかで、しかるべき準備を始めないといけないわけです。6年間の間に、なにをしないといけないでしょうか。
場所・どんな建物・どんなメニューはもちろん、どうやって土地を決めるのか・どんな会社・人に建ててもらうのか・いくら要るのか・どれだけ借りられるのか・集客だマーケティングだなんだかんだ……思い浮かぶだけでも、頭がパンクです。今のペースでやってたら、終わる気がしない。
再び。あなたの理想は「何年後、どうなっていること」でしょうか。そして、あと何年ありますか。
案外時間は、ないものです。だから、ちょっとでもいいです。早く動いたほうがいい。
とりわけ、子育てを理由にしていると
5年後、10年後、全てが「子どものせい・家族のせい」になりかねません。子育てが終わって「わたしには何にもない」と
感じてしまう50代女性を少なからず見てきました。わたしが出会った方々は、もちろんそこからぐんぐん巻き返すわけですけども。
子育てをすることと、子どもや家族に全てをささげることは違います。
自分の人生に責任を持つために、できることからちょっとでもいいんで、自分のために行動し始めましょう。
人は死にます。平均寿命まで、あと何年あるかはそれぞれです。そして「健康寿命」は、もっと短い。
どうかそんなに難しい顔をせずに、どうやったら今から「楽しく生きる」をできるのかルンルンしてみてください。
さて、なにからしますかね。
今日は病院で定期的な検査でして。検査後、診察室に呼ばれて入ったら先生がむっちゃ「無」の表情で座ってらしたので「え?なんか宣告される日?」とこころがヒュッって。しかし結果は大丈夫ということで、先生から「毎回(検査ごとに結果を聞くの)ドキドキしちゃうよね」って言われました。今回に限っては、先生の(無)表情にドキドキでしたよ。
健康をチェックするというよりか「死の存在」を確認しに病院に検査に行くような、そんな気持ちのわたしでした。
なるべく自然に、美しく死に向かいたいものです。そのためにも「今」を。