ある分野に興味を持ちGoogleさんにおうかがいした。そのテーマを取り扱う団体は複数あり受講すると各団体固有の民間資格が取れる感じだった。某団体の無料説明会に参加。最後に質問コーナーみたくなって挙手した。しかしわたしが説明ヘタクソで全く伝わらなかった。苦し紛れに「例えばこういう本で…」と他団体の人が書いた書籍を示した。したらば「…さあ？そこはそこ。ウチじゃない」と言われてしまった。「読んでないから知らない」と。とっ散らかった質問したのはあたいが悪いんだけどその一言がどうも引っかかる。説明会ではその団体の沿革や魅力を多分にうかがった。それはいいんだけどさ。なんか自動車のショールーム行ったら営業さんに自社製品の魅力をばーーー並べられて「他社さん？まあ車なんで走るでしょうね？わたし知りませんけど」って言われたみたいでこころがコケたのだ。ちなみにわたしが持ってたのは該当分野で検索すると最上位に出てくる書籍だ。こんなに競合他団体に関心がなくてよいのだろうか。上手いこと受講者増やさないとビジネスにならんのじゃなかろうか。ビジネス云々ではなく講師と受講者っていう主従関係が当然な世界なのだろうか。もしや他団体の出版書籍を持ち出すこともタブーだったんだろうか。ひと通り考えて上の車の営業の例とともに配偶者に相談。したらばそれは多分団体ではなく講師個人のスタンスだよと返ってきた。今回の講師はその人の中で確立されたマイウェイがあり揺るがないタイプ。他の流派は気にしない。そういう講師と師弟みたいな関係性のなかで学ぶのを好む人もいるわけで。わたしがお求めだった「業界にそこそこ見識のある営業さん」タイプではなかっただけだ。なーる。いろんな講師いるはずだもんね。別の講師の説明会受けてみるか。一歩踏み出したつもりだったがスタートに戻ってきたよ。今は更に一歩後退し、限られた予算で資格を取るか顔のシミを取るか悩んでいる。
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