耳のないパンを焼く41の方法。

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レビュー・シャドウサイド#8

こそこそレビューするシリーズ8回目。今回も書籍。

内山明子「たった1日で叱らない・イライラしないママに変わる!魔法の『NLP子育て』」

魔法の「NLP子育て」

魔法の「NLP子育て」

 

個人的5段階評価

★★★★☆

NLPの入口が分からなさすぎたので、切り口が子育てなら読みやすいかな、と。

NLP的アプローチがちょこちょこ書いてあり、具体例も多く分かりやすい。「ちょこちょこ」が超初心者にはありがたい。チャイルドコーチング(や、他の心理学も多分)とNLPの共通項も見つけられてよかった。巷によくある「子育て中のママ、がんばってるね。たまには楽していいんだよ♡」的無責任なメッセージは好かん。この本は「なぜ育児に疲れた母親は自分を優先して大切にしないといけないのか」の理由がちゃんと書いてある、と思う。具体例的には幼児のお母さん向け。しかし、チャイルドコーチングとか教育・心理系の本に興味を持って読んできたからなるなると分かるけど、息子が乳幼児期の取り乱してた自分が読んで納得するかと言われるとちょっと分からん。こういう学問的側面からアプローチした子育ての知識やスキルを持った大人が社会全体に増えれば、日本での子育てにおける、特に母親の負担は少なくなるんじゃないかと思う。

育児にはスキルやテクニックが必要なわけだからさ、NLPにしろコーチングにしろ父親の興味範囲じゃないのかな、としばしば感じます。

NLPでは「代表システム」っていうのがあって、それぞれ人は視覚・聴覚・体感覚のどれかを優位に話をするそうな。代表システムが違う人同士の会話はよく迷子になる。かみ合わない。わたしは聴覚だと思う。聴覚は思い出を話すとき、文字通り音やことばから表現する。わたしの場合、ロンドン旅行の記憶でパッと浮かぶのは、ミュージカル劇場で真後ろに座ってたちびっ子男児の「見えない!見えないよぉ!"I can't see!"」ってかわいい声とパパがたしなめるダンディボイスだったりする。わたしは一緒にいた親族のちびっ子と席を替わり、彼の視界を確保した。ダディに「ほら、『ありがとう』は?」と促され、男児が消え入るような声で放った「…サンキュゥ…」のかわいさが忘れられないいい!対して配偶者は思い出を語るとき「楽しかったなぁ!」「あの時の息子はかわいかったなぁ!」と当時の感想で話す。彼の代表システムは恐らく体感覚。まぁ、わしらの会話が噛み合わんわけだ。ちなみに視覚は、青い海、ピンクの花、とか絵・映像で話します。相手の代表システムに合わせた声かけで会話が弾むらしい。そういうの知ったり考えたりするの、わたしは楽しいから面白く読んだ。

たった1日でイライラしないママにはなれないが、半日あれば読めるので時間のない人、本が好きじゃない人にもオススメ。

 

 

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