12月に入って珍現象が起こるようになった。毎週決まった曜日に冷凍焼き鳥が続々と届くのだ。鶏もも・レバー・つくね・また鶏もも・鶏皮塩。生協から。頼んだから。わたしが。なにも考えずに。珍なのはわたしの脳みそですがなにか?頼みは忘れ部位を変えてまた頼んでは忘れ数週連続注文したらしい。そんなこんなで冷凍庫は焼き鳥だらけだ。選んで予約する余裕もないからとりあえず買った冷凍ホールケーキと大好き業務用冷凍フライドポテトで冷凍庫閉まらん!
ところで一昨年の宅のクリスマスを見てみよう。
ローストチキンは丸鶏・ケーキは映えフルーツタルト・テーブルナプキンにナプキンリング、パスタは揚げるわおにぎりはリース風。ワインはチキンに合わせて赤にした。子どもにはカルディで買った発泡ぶどうジュース。わたしなりの精一杯の努力が見えますね。はいでは1年後、つまり昨年のクリスマスごはんはどーなったでしょーか?見てみよう。
チキンはもも肉(見栄え的には丸鶏に劣るが実はもも肉オンリーのが美味しい)に小学生レベルの手作りマンシェット・業務用ポテト。ナプキンは紙に降格・フルーツ盛り合わせのオレンジ要員は「みかん」。しかしケーキは好みの味に走って茶色いがおいしいりんごタルト。バゲットも好きなブーランジェリー()で買ったものだ。確かランブルスコで乾杯したっけ…。一応スーパーでシャンメリーも買った。はい、では上の冷凍焼き鳥のセルフ大量送りつけの件をもって今年のクリスマスの食卓は下です。
雑。
ポテトどーん!おにぎりどーん!ミニトマトばーん!ブロッコリーどやぁ!焼き鳥はホットプレートで保温。ミックスフルーツと共にどうぞ。これでケーキがあらかじめカットされてたら安い温泉ツアーで泊まるファミリー向けホテルの夕食バイキングみたいである。カニが食べ放題のタイプのヤツ。そう、絶対カレーあるタイプのヤツ。段取りを間違えてつくねはかなり遅れて登場。
そうだよ。冷凍焼き鳥パーティーだよ。略してトリパだよ。そして特筆すべき1番の点は、このクリスマス感2%のクリスマスディナーについて誰からもなんの言及もないということだ。オス達にとってはクリスマスのごはんとかどうでもいいのである。むしろ乾杯がコーラで嬉しそうだった!つまり今までのわたしの「可能な範囲でクリスマスディナーがんばるゾ」的姿勢はムダだったわけだ。クリスマスのごはんなんてどうでもいいってさっき息子に言われたぁ!イモだけ喰ってろぉばかぁ!この日の夜に出した焼き鳥は結構残ってしまったので、翌日の昼と夜にわたしが粛々と消費した。ところがその後、冷凍庫に手つかずのタレ味の鶏皮串発見。はぁー。もも肉タレもまだあるのでもう一回トリパができそうであるがしばらく味覚的にムリ。
ということで本日クリスマスイブのごはんは「四川風回鍋肉」です。辛さに悶え苦しみたいと思います。