耳のないパンを焼く41の方法。

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問題はミスマッチ。

米タレントが自身の補正下着ブランドを”Kimono”と名付け商標登録を申請したことに「日本文化・着物の侮辱」と批判が集まっている。

 

以前事実に対する感想をあるべき論で主張するのはいかがか?という記事を書いたが、今回はそれとはまた別問題であるように思う。

 

わたし達日本人は着物に対してある程度共通した認識を持っている。「伝統的文化」「日本の美」現在においては喜ばしいイベントで着る「特別なもの」といった意識だ。”Kimono”の商品はわたし達が着物に持つイメージとかけ離れている。というかなんで下着にキモノなんて名前付けたかな?。仮に”Kimono”がベージュ・ブラウン・黒の無地下着ではなく「加賀友禅をイメージした風格のあるデザイン、レース部分には名古屋帯ライクな少しだけカジュアルなエッセンスを。オンオフどちらでもお使いいただけます☆」的なものだったとしても、下着である時点で批判は避けられなかっただろう。下着という商品とキモノが持つ響きのミスマッチ。それがこの騒動の源である。そこに人種、最近流行りの「文化の盗用」思考などが加わってここまでの物議を醸し出すことになったのだと思う。ハレの成人式で振袖を夜鷹のような襟抜きをして着たり、インカメラで合わせが死に装束状態に撮れた浴衣姿の写真をそのままInstagramに載せる日本人女性がしばしば話題になるがこれほど大きな批判が集まることはない。あーまた出たよ、くらいの呆れがほとんどだ。過剰な襟抜きも合わせ反転も着物文化の侮辱と言えそうなのに日本人だから・スマホだから許されるというならちょっと違うんじゃないか。しかし補正下着”Kimono”には賛同しかねる。さっきも書いたけどなんで下着にキモノなんて名前付けたかな?タレント本人の名前をもじったとしても途中で誰か止めてあげればよかったのに。

    ところで商品の中に丈がアシンメトリーのガードルがある。

片方の太腿だけ補正してもらっても困る。

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