「ドッヂボールは非人間的、人間に害を及ぼす」なんて研究が発表されたそうです。すごいな。
“ドッジボール廃止論”が話題「非人間的、人間に害」 | Narinari.com
わたしも運動は苦手で、ドッヂボールボールでボールが飛んでくるのは怖かった覚えがあります。ボール取れないし。取れないから投げられないし。投げられても誰にも当たらないし。
だからといって「廃止!廃止!」と思わないのは、今ドッヂボールをするのが自分ではなくて子どもだからかしらん。
全国の事情はわからないけど、息子の学校のボールは柔らかい。指先にグッと力入れたら子どもの片手で掴めるくらい。サイズも大きいような気がします。親子ドッヂボール大会に参加したけど当たっても痛くなかった。はい、小学生が投げたボールに当たりました。高学年だからか、見ている限り先生方も手加減なしの本気プレイだった。
息子も低学年の頃は「上級生の投げたボールが、うー……」と弱気だったけど、今は放課後に学年関係なく遊んでくる。ボール投げさせてくれる上級生・顔狙ってくる下級生、危険になるかどうかはボールを扱う人間によっても変わる。
そういうのは授業じゃなくて親子交流のレクリエーションや任意の遊びだから「非人道的」の対象外なのでしょうか。
ドッヂボールは害、騎馬戦も危ない、組体操はケガする……、声高に主張するのは、オンタイムで小学生を育ててない人が多いのではと推測します。自分の子どもが小さくて不安か、昔の自分の記憶をたどってるか。心配も過去のイヤな記憶も分かるけど、楽しんでる子もたくさんいる。真実はひとつじゃないのよきっと。
そろそろプール開き。前を行く子に足で顔面を蹴られ、塩素臭い水を飲み、泳力別指導という差別をされる。そもそも学校の屋外プールはそうキレイではない。なかなかの非人道的スポーツ、水泳授業が始まります。