レビュー・シャドウサイド#28 小木曽健「大人を黙らせるインターネットの歩き方」

 どうもー。書籍レビューです。小木曽健「大人を黙らせるインターネットの歩き方」。

 スマホの使い過ぎで学力が落ちるとかSNSは危険とかうるさい大人を「論破」する学生向けの本です。2017年の本で2021年の今のインターネットやSNSとは一致しない点もあるけど(それだけ猛スピードでネットのあり方は変わっているってことだよね)、大人も読むに値するんじゃないかと思います。

・問題を生むのは道具であるネットやスマホではなく、使用する人間である
・ネットは怖いから使わない=車は怖いから免許は取らない、くらいに意味が通らない
スマホの使用が悪いのではなく、それによって生活に支障がでているかが本当の問題(飲酒が悪いのではなく、依存症になってないかとかが問題みたいな感じ)
SNSでやらかす人はリアルでもやらかす
・玄関に貼りだせないものはインターネットに書かない
なるほどごもっともですがわたしはブログの内容を玄関に貼れと言われたらイヤです。
確かに数年前までは「ネットで出会った人とはリアルで会わない」のが定説でしたが、今や通じません。信頼できるルートを通してとはいえサンキュ!STYLEライター中には実際にお会いしたことがない方もいるし、NLPスクールの同期の方ともオンラインでしか交流が今はできません。そして残念ながら揉める相手はオン・オフライン両方で発生しうります確かに。この先またすごいスピードでスマホやネット事情は変わると思います。結局はどんどん使うしかないでしょう。一方で誹謗中傷や怒りの矛先を知らない人に刀のように振り回すこころないコメントは早く法整備がされて下火になるといいなと思います。新しいものが目まぐるしく出てくるからその法整備が難しいんだよな……。
タブレットがあれば概ねなんでもできる時代になりました。それはよいのです。息子はブラインドタッチができません。同じようなお子さんは少なからずいるようです。彼らはレポートみたいな課題を一体どうやってこなしているのでしょうか。パワポが使えるのにキーボードは使いこなせない。不便でないのかデジタル移民にとってはいささか疑問であります。いずれタイピングができなくてレポートが書ける時代がくるのでしょうか。時代は常に過渡期。
親子で一読してよい本だと思います。