耳のないパンを焼く41の方法。

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さよならチャームポイント。

学童期から長らく頬にあったホクロを取った。そして大分月日が経つ。

皮膚科に相談に行ったら、サイズ的にレーザーではなくメスでの外科手術となった。

わりに大きかったホクロさんは、昔からわたしのコンプレックスだった。子どものころ親に取りたいと申し出たことがあるが、時代は昭和か平成初期か。「チャームポイント」と言われて終わった。顔にメスを入れる……これはタブーなんだなと、幼心に感じた。

その後も気にならなかったわけじゃないけど、ホクロが理由で(言われなかっただけで、理由のひとつに入っていたのかもしれないけど)フラれることもなかったし、結婚もしたし、まぁこんなもんかとは思いつつ40歳を超えて、ふと思い立って取るに至った。

ホクロは消えた、いとも簡単に。

痛みに対する耐性や恐怖感はそれぞれだと思うが出産のそれに比べたらほぼ無だった。

一応術後のちょっとした引っ張られてる感じとか、絆創膏とか軟膏のケアとか、年齢的に治癒力の限界でこれ以上は手術痕消えないなって確信した時のアレな感情とかは多少あったけど、まぁ。

そしてわたしのホクロが消えたことに実母が気づかなかった。なにがチャームポイントやねん。

代わりに「チャームポイントが消えてしまった」と嘆いた唯一の人間が配偶者である。

ホクロまで愛してくれてありがとう、配偶者。

今は令和。ホクロを取るくらいなんてことない世の中になった、と思う。大きければ保険適応の外科手術で、オペ自体は5,000円くらい。諸々合わせてもいちまんえん行かなかったと思う。未成年だったりすると保護者の承諾が必要かもしらんが、立派に成人してて気になってるなら、一度美容皮膚科も扱っている評判の良い皮膚科に相談に行くのがいいんじゃないかな、と思う。

時代は変わったのだ。