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自宅にテント設置で兄弟喧嘩が減るとか話題。
幸いな事に、現在わが家は「ひとり一部屋」、んにゃ息子が家の半分以上、LD和室を占領する謎状態であり、テントで更にスペースを区切る必要は感じられずここまでやってきた。しかし新型コロナウイルスのおかげでどれだけ策を練ろうと日々は地味にでも着実に狂気に侵されていく感じがすごいする。ひとり一部屋以上の環境でもイラつくんですよ。今朝もはよから親子喧嘩で、その後別々の部屋にいるんだけど、なんか引きずるのな。で、いよいよテント置いてみた。掃き出し窓を開けたとこすぐに。汚部屋からポップアップテントを持ち出したわたしを見て「おかんがアホになった」と戸惑いの表情で「やめなよ」と止める息子。イヤイヤおとんに見つかるとどうせ怒られるから今のうちにやってみたいんだよほっとけよってテントを設置。どうせ怒られるなら配偶者には事後報告、畳めないと申告して叱られついでに片付けてもらったほうが効率が良い。したらば配偶者が登場して見つかっちゃった。したらば配偶者まさかの爆笑である。「え？干してるんだよね？住むんじゃないよね？」「いや、住む」住みはしないが彼独特の表現を是正してると会話が進まないので。片付ける時うまく畳めなかったら手伝ってと告げたら御意御意とそのまま爆笑して去っていった。で、おやつとコーヒー持ってテントに入ったら息子も入ってきてやんの。お尻痛いとか座りにくいとか相変わらず文句多いけどまぁ彼もいろいろ溜まってんだろうね。おやつ食べて、コーヒー飲んで、毛布持ってきて、寝転がって、漫画読んでる。わたしはブログを書いている。やってる事は変わらないのになんだかすっきりするぞすごいぞテント。あれ？また息子と超近距離にいる。何のための区画整理なのか分からなくなる。しかしながらわたしは約42年も生きているので遠からずこのテント作戦も功を奏さなくなる事を知っている。無知の知くらいのテンションで知ってる。各人の部屋の移動も、毎日の散歩も、ご飯のテイクアウトも、置き弁風ランチもやってみたけどすぐに慣れて、飽きてしまった。ならばどんどん新たな手を導入するしかない。結局のところ、必要なのは変化だ。こまめにバージョンをチェンジできるかが、今の生活を自粛にするか引きこもりにするかのキーである。テントの中で書いているので全く根拠はないけれど。やってみてダメならやめる。他の事してみる。それしかない。明日はSwitchでカラオケするんだ。マイクないけど、アジカンのリライトを熱唱するんだ。今度こそ配偶者に怒られるかな。爆笑してくれるといいんだけど。
