サンキュ!STYLEで記事を書いています。
下の記事の冒頭でイスラエルにおける学校のオンライン授業の問題点が取り上げられています。
そして自宅にこもる子供には、学校からオンライン教育が提供されているのだが、レビ氏は学校から次々と送られてくる連絡や課題でパニック状態になり、車に逃げ込んでスマートフォンに向かって1分30秒にわたってイライラをぶちまけた。その動画をアップしたことで世界中に拡散された。ハリウッド女優などがこの動画を取り上げたことも拡散を後押しした。
動画はこんな具合だ。「これは機能してないわ。この遠隔教育のことよ。ほんとに、不可能よ! クレイジーね……家にはPCは2台しかないから、毎朝子供たちが取り合ってけんかよ。娘の先生は、子供を8時にPCの前に座らせてあいさつさせようと思ってるみたいだけど、どれだけ頭がお花畑なのよ。8時なんて、娘はまだ寝返りしてるわ!」
以上、海外の話。
以下、宅の話。
休校延長に伴い、学校からオンラインの学習教材が提供がされた。授業ではなく学習ツールのご提供のみだがわたし的には超迷惑してるんだ。そもそもオンライン学習が任意なのかマストなのかハッキリしない。端末が児童に一台配布されてるわけじゃないから任意でしょうね?任意でしょうに流れてくる学校からの「アクセスしてください」「がんばって」的メッセージがストレスです。先日は「○%もの児童が取り組んでくれています。まだの方もぜひ!」みたいなメールがきて白目をむいた。「一生懸命やってる子がこんなにいるのだからお宅の子どもにも早くやらせなさいねっ☆」圧がわたしのこころを蝕むの。ないと分かっていても、気分的に「学校のオンライン学習システム使ってる児童だけ評価されてる」みたいにも見えて(すでにわたしは病んでる)気分はよろしくない。紙媒体のモリっとした宿題課題・先駆けて始めた通信教育のタブレット学習・急遽オンライン化した塾の授業・運動不足への対応でお腹いっぱいです。上の記事のママンと同じくあちこちから情報や課題や環境設定やトラブル時対処を求められパンク寸前です。ことばは悪いが目的や効果が不明瞭なオプショナル・オンライン学習のお相手をする余裕がない。ないです。ほんとすみません。ないです。子どもがもうひとりいたらあたいとち狂う自信がある。
どう頑張っても教育はしばらく正常化しないし、休校してる間に家庭の学習環境によって児童間の学力差は開く。不可避だ。学習材料だけ増やせば休校・自粛生活が充実するわけじゃない。それより家に閉じ込めて勉強ばっかさせておくと遠からず子どもは狂うとわりにシリアスに思うのでそういう方向から子どもの事考えてくれる先生方いませんか?
残念ながらわたしの地区の、恐らく都の、メイビー日本のオンライン教育体制は全然ダメです。コロナが収束しても教育が「平等に」なる日は遠い。子どもの学習も家庭次第。しばらくは流行りの「自己責任」である。厳しい超シビア。せめて雑なオンライン教材で母親の仕事を増やすのやめてくださいこの有事に。そういう方向から母親の事考えてくれる先生方いませんか?