サンキュ!スタイルで記事を書いています。
以前スマートニュースに取り上げられた記事。
前回書いた走る司書さん
が教えてくれたんですが今ヤングアダルト(中高生をターゲットとした物語。以下YA)で人気なのは圧倒的にラノベだそうです。そう言う司書さんの塩気の効いた顔が忘れられません。ラノベ読んだ事ないけど彼女の気持ちが分かる気がするわおばちゃんは。で、ラノベの大半が転生モノなんですって。司書さん「起きたらスライムになってた、とか」。起きたらスライム。すらいむ。41歳女性わたしの脳内は設定どないなっとんねんと混乱しました。調べたら37歳が転生してスライムとか余計分からなくなった。しかしながらフランツ・カフカの代表作「変身」は起きたら虫になってるところから始まる。あの難解で不条理で意味わからんて読むのがひたすら苦痛だった名作である。YAには太宰治なんかも置いてあってラノベじゃなくてそっちを読みなよとか思ってたけどラノベはカフカを超越した尊みなのか。それとも「変身」がラノベの神なのか。令和2年最新現代語訳された「変身」の出版が決定、タイトルは「朝起きたら虫だった件」。