財布の中に小額紙幣がない日が続いているような気がする。大型店やネットでの買物はほぼクレジットカードを使う。スーパーマーケットの買物もクレジットカードかスマホのQRコード決済で済ます。近所の個人店でもQRコード決済が使えるところはそれで。現金が必要なのは駅でのICカードチャージや病院の会計時、あとはQRコード決済が使えない限られた店と息子の小遣いくらいである。できれば病院のお世話になりたくないのでこの話から診察調剤薬局での支払いについては省く。日常生活で現金が必要になる場合、大体は数百円から千円前後である事が多い。お会計450円ですとか672円ですとか言われて一万円札を出すのはものすごく申し訳ない気持ちになる。財布が膨らむので小銭も持ってない。大きい紙幣しかないのですがすみません。細かいのがなくて恐縮ですとペコペコしながら払うことになる。頭を下げればレジ内の千円札や五百円玉が増えるわけではない。何千円もおつりが必要になるのはお店側もウェルカムではないはずだ。そして店員さんの「いちまんえんさつはいりまーす」がわたしの後ろめたさに追い打ちをかける。で、現金オンリーの店にくるのは近く細かいお金ができてからにしようとなり「細かいのができた」日がなかなかこない。それ故に行きたい所にいけてない。うーん。高額紙幣の取引は多々あるのかもしれないけどわたしに限っては使用頻度が減っている。わたしのような人が増えているとしたら一万円（カネ！）の需要はあっても一万円札の需要は下がっていきはしないか。とにかくそろそろ小額紙幣が欲しい。悪いなと思いつつ本日スーパーで青パパイヤひとつの支払いに一万円札を使いましたもちろんペコペコしながら。なぜわたしは青パパイヤを選んだのか。
