突然壊れてくれると困る家電No.1冷蔵庫。わが家の冷蔵庫さんは製造から11年目。そろそろ止まっちゃってもおかしくない。ぼちぼち考えて1年以内くらいに買い換えられたらいいかなって思って配偶者に声をかけたら「増税前の今がチャンス！」と家電スイッチが入ってしまった。こと電化製品となると積極的になる男性は多いように思う。配偶者もそうだ。ネットで底値を検索しながら秋葉原や池袋の家電量販店を巡り値段やポイント還元率を緻密に計算して「検討します」状態で持ち帰る。持ち帰ってそのままになる事がままある。決めゼリフは「最悪ネットで買えばいいじゃん」。先月掃除機が壊れた時もそんな事言って、結局新しい物が届くまで4日間掃除機のない生活を余儀なくされた。そんなくらいなんだという弁当3分クッキングタイプの男性から文句が来そうだがおネコのいる家を何日も掃除しないなんてムリだし、フローリングはワイパーとミニほうき和室は雑巾で一般的な3LDKを4日間掃除する生活を想像してごらん？少なく見積もって4日間かかる。あ、和室は雑巾で水拭きからの別ので乾拭きだからね。今回配偶者が冷蔵庫をググり始めるのは早かったのでドア片開き両開き観音開きの開き方と希望の容量を説明してくれた。とはいえわたしは全く家電に興味がないので現行と同じ容量で現行と同じ両開きを瞬間で所望。両開きタイプの製品はシャープしかなく容量も変わらないなら選択肢はひとつである。それでも実際使う美穂が見ないとーとか優しさを見せてくれる。家電に興味がないので秋葉原とか行く気にならない。そんなこんなで9月も半ばになり、このまま増税しちゃうパターンだと思い、とりあえず一番近いノジマに見に行くだけ見に行く事にした。
で、欲しくなったのが片開きである。いい感じのお兄さんが対応してくれて値段も悪くない。それでもやっぱり配偶者は場を去ってペンディングしようとする。底値じゃないかもしれない。底値かないかもしれないけど、悪くない条件である。ここでまた持ち帰ってネットの海に潜り貴重な休みを割いて電車代を払って歩き回り体力も使って、仮に底値にたどり着いたとしても労力に見合う値引きなのだろうか？説得を試みたが「今のところネットのが安い」で一蹴された。
欲しい冷蔵庫は決まったものの家に帰るとやっぱり両開きがいいんじゃないかという気になってくる。というのも今の両開きタイプを買った当時は住んでいた家の間取りの都合で右開きで使っていたのだがその後引っ越して間取りの都合で左開きがよくなり、両開きだった事で不便なく同じ冷蔵庫を使えたという経験があるのだ。この先何があるか分からない。引っ越す事になって反対開きが良いとなった時に両開きならやっぱり重宝する。それを配偶者に相談した。したらば「その時はその時に買い換えればいい。家の住み替えに比べたら冷蔵庫の買い替えなんて1/100以下の金。家買うのと比べもんになんない話をする必要がない」とのたまう。その1/100の金を巡って少しでも安くとここまで奔走するのはなぜだ？したらば配偶者「その時には今買う冷蔵庫は新品の状態ではなく購入時の価格ほどの価値はなくなって…」経年劣化を考慮すな！冷蔵庫の価値が下がろうと新たに購入する冷蔵庫の値段が安くなるわけではなかろう？それともお金に疎いわたしが間違っているのだろうか。ともかく話し合ってもムダだ。ダメ押しで「増税前に買えなくても変わんないって」。増税直後、今だけポイント還元率アップ！的キャンペーンが行われるのは想像できるが、それなら初めから増税前の今がラストチャンスとか言いださないでよぉ…。半分開いた口が塞がらない。無事に新しい冷蔵庫が納品されるまで、今のが壊れませんように。
2019/9/16未明時点、台風の影響による停電が続いている地域がある。1秒でも早い復旧をこころから願う。
